茅ヶ崎の超有名店、浜料理えぼし本店

浜料理えぼし本店


茅ヶ崎に引っ越してきて約3ヶ月、自宅料理が好きすぎるせいで、まだ余りお店を発掘できていないのですが、茅ヶ崎の飲み屋を探すと、色んなところでまず最初に名前が挙がる超有名店「えぼし」の本店に行ってきました。

場所は茅ヶ崎駅からタクシーで5分ほどのところにありまして、決して万人にとってアクセスの良い場所ではないので、ローカル用のお店として流行っています。

実際、タクシーも「えぼし本店」といえば伝わります。

このえぼし本店、コンセプトは「漁師の家系に生まれた女将が地魚の旨い食べ方を伝える店」ということで、築地から来た筆者からすると、「まさにマグロとか真鯛はいいから、地物を食べさせてよ!」という気持ちでお店に向かいました。

お店に入ったのは18時。店内は1/3くらい埋まっている感じです。
平日なのに凄いな、、、
ちなみにこの日は満席にはなってませんでしたが、そこそこ埋まる日もありそうなので、事前予約をお勧めします。

えぼし本店の料理


さて、まずはハイボールを頼み、つきだしと簡単なおつまみを食べました。

つきだし

これ、茎わかめなんですけど、佃煮風に甘辛く煮てあります。
これが凄い美味しい!!!茎わかめってあの袋に一個ずつ入ったおつまみのやつを思い浮かべると思うのですが、全然違う!これはこの後が楽しみ!

次に食べたのは、ザ・ローカルフードktkr!「ナガラミ貝の塩ゆで」

見たことも食べたこともない貝が!!!
これ、調べますと、学名を「ダンベイキサゴ」といい、漁師さんの間では「海のダイヤモンド」と言われているらしい。

こうやってサザエみたいにして食べます。

お味の方は、、、

「ローカルすぎる、、、」

ローカルからの熱い洗礼!
不味くはないんですが、結構クセがあるのと、砂が凄い。地元の友人曰く、昔お父さんとその辺で獲って味噌汁にぶっ込んでた、とのこと。まぁ、エンタメと思ってw

次にあん肝ポン酢

ちょっと大きめに出てくるのですが、上手に蒸してあって臭みもなく美味しかった。滑らかさよりも、素材の食感そのままを大事にしているように思いました。

そろそろメイン系に。

地魚といえばやっぱりお刺身です。
こちら、9種で3人前3,000円と格安です。三軒茶屋の名店、赤鬼の約1/3のお値段!

期待通り、地物が美味しくて、マグロとかはまぁ東京の方が美味しいと思いました。かます、たちうお、シメサバが大変美味しゅうございました!

次に、揚げ物を二つ。

にんにくの唐揚げ。これは奥さんの好みです。

そしてこの奥にあるのが、ポテトの唐揚げ

「ポテトの唐揚げってポテトフライちゃうんかいな?」と思って食べましたが、これがめちゃくちゃ美味しかった。

甘くない大学芋というのか、居酒屋メニューでいうと、サツマイモフライ。それのジャガイモ版。

なんだかよくわかりませんが、魚ばっかりだと辛いと思うので、こういうのも召し上がるといいと思います。

そして、この店はお魚だけじゃなく、焼き鳥も有名だとか。

食べかけですいません(汗

この焼き鳥、絶品です。すごく美味しい。
でも、焼き鳥屋と違って盛り合わせが出てきて、みんなでゆっくり分けて食べてたら冷めてしまって、元の美味しさが損なわれてしまいました。

ここで焼き鳥を召し上がる場合は、出てきたら温かいうちに串でいただきましょう!

そして、大ボス。

カマスの塩焼き、、、なのですが、写真を撮るのを忘れました。

もうこの辺になると酔っ払っていて、味の記憶もやや曖昧です。

最後にご飯ものを二つ。海鮮チャーハンとの地魚の握り。

どちらも美味しかったですが、個人的にはお寿司をもう少し食べたいかなと思いました。お寿司は左から、マコガレイ、カマス、コハダ、ホウボウです。

余談ですが、カマスをたくさん食べながら、元阪神タイガースの選手で現阪神タイガースOB会長の川藤幸三氏が、現役時代にスナックで高級ブランデー「CAMUS XO(カミュのエックスオー)」を「カマスのペケマル」という風にオーダーしたという逸話を思い出しました。
尚、川藤氏は「辛子明太子」を「さちこめんたいこ」と読んだという逸話も残っております。

ということで一通りえぼしで食べた料理の感想でした。

お会計は3人で21,000円くらい。ただし、4時間くらいいて相当飲んでいるので、1万円分は間違いなくお酒です。普通の飲み方だと大体一人5,000円というところではないでしょうか。

また、このお店、とんでもなくたくさんのメニューがあります。とてもじゃないけど2、3回では食べきれない。

ですので、茅ヶ崎に遊びに来た人とはここに行くようにして、色々食べてみたいと思います。

おしまい。

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湘南に暴風が!砂の恐怖。

先週末から湘南の天気はどうもおかしく、春一番というやつらしいのですが、暴風で気温が暖かく、湿度が高い時があります。

先日、暴風波浪警報が出ていたので、台風の時の老人の「ちょっと田んぼの様子でも、、、」とか「ちょっと船の様子でも、、、」よろしく、筆者も「ちょっと海の様子でも、、、」と愛犬タケヲを連れて散歩に出ました。

筆者のマンションは扉を開けた場所がいわゆる「内廊下」になっているのですが、そこからもうすでに様子が違う!

雨でもないのに、床がなんだか濡れている、、、。
ドボドボというわけではないのですが、妙にヌルヌルしているのです。

そして気温は生暖かく、ほのかに海の香りが。
「おお〜台風っぽい!!!」と興奮しながら海の方に向かいました。
※危険ですので真似しないでください。

海に向かう道


海に向かう道で、もうすでにヤバイなと思いました。
とにかく強風によりビーチの砂が道まで出てきて舞っています。

防砂林ってすげーって思いました。

すごい砂の量がお分かりでしょうか?

そしてからくもビーチについて、
「きっと今日は波が高くて、サーファーがすごい楽しんでるんだろうな」とワクワクしながら防砂林を抜けると、、、

まじで死ぬかと思った。

近代日本文学の最高傑作の一つと言われる安部公房氏の「砂の女」に、身体中に砂が入っていく砂の恐ろしさの描写がありますが、まさにあの通り。

目はメガネをしていても砂が入ってきて開かないし、耳にはどんどん砂が入り込んでくるし、犬もすごく嫌そうにしているし、手ぶれしながら撮ったこの写真が限界でした。

ふと後ろを振り返ると、海まで行けずにサーフィンを諦めたサーファーのおじさま達。中には勇敢?無謀?なウィンドサーファーもいましたが、ほとんどの人は海に入るのを諦めていました。

ローカルですら諦める春一番の強風。

筆者のようなど素人とど素犬では到底太刀打ちできず。
そそくさと家に帰りました。

防砂林が頑張って砂を抑えてくれています。

家に着いたら髪の毛から靴の中、シャツ、ズボンのポケットまで砂まみれ。タケヲも砂まみれ。

ということで、軽々しく強風の時に海に行くと、水よりも先に砂にやられますよ、という話でした。

尚、本日も湘南は暴風・波浪警報。
電車は平塚〜茅ヶ崎間の相模川のところの強風の影響で、15時から19時前まで完全に運行停止。通勤用のライナーもなし。

よって、スーパー混雑!!!
グリーン車でも東京駅から立ってる人います。

たぶんもう何年、何十年も湘南に住んでいる人からすると、「こんなの序の口」なのでしょうが、筆者はど素人のシティボーイで、すぐにタクシーに乗ってしまうので、すごくダメージ大きい。普段から着替え持っておこうと思いました。

あと、東海道線が完璧に止まってたので、陸の孤島かと思ったのですが、最悪は小田急で新宿から海老名経由で相模線で茅ヶ崎というルートがあることがわかったのですが、これだと最低倍は時間かかるので、ちょっと辛いですよね、、、

ということで、大自然とのおつきあいは経験がいる、という話でした。

おしまい。

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茅ヶ崎のお寿司屋さん鮨みやもとでお寿司をいただきました

筆者は勤務先が東京駅で、銀座も近いのですが、ほどゆるサラリーマンということもあり、客単価3万円を超える超高級寿司はゼロではないですが、あまり食べたことがありません。

それよりも、住んでいたところが築地に近かったこともあり、客単価1万円前後の店によく行っていまして、築地場外に行列ができることで有名なすし大さんにボトルキープしていたくらいお寿司が好きです。

さて、ここ茅ヶ崎に引っ越してきてから、通勤の行き帰りに必ず通る道、鉄砲通りにずっと気になるお寿司やさん「鮨みやもと」があったので行ってきましたので、レビューしたいと思います。

筆者の舌をだいたい上の感じからご理解いただけると幸いです。

場所は茅ヶ崎駅の南口から徒歩10分くらい。雄三通りを真っ直ぐ海に向かい、一つ目の信号を左に曲がるとそこはもう鉄砲通り。そこから200mくらいのところに鮨みやもとはあります。

この日は当日予約です。
いつも外から見ている時には混雑しているのですが、この日は比較的空いていまして、19:30に予約で先客は1組でした。

まだできて2年くらいのお店ということで、白木の綺麗なカウンターでお寿司を頂きました。

まずはお刺身をいくつか。
「食べたいもの、苦手なものはありますか?」と聞かれたので、
僕は「地物」、奥さんは「貝」が食べたいとオーダーしました。

地物のひらめ

この日は地物がこの平目しかなかったそうなのですが、縁側がコリコリして美味しかった。わかめはえぼしわかめでしょうか、、、

サヨリ

サヨリは味が濃くて美味!サヨリなんかはおすすめじゃないと中々食べないので貴重な経験。

ホタルイカを炙ったもの

間にホタルイカを炙ったもの。これは味はまぁものスゴく美味しい!!!というものでもないですが、ちょっとテンポを変えるというか、アクセントに良かった。

ホッキ貝
シメサバ

そしてホッキ貝に〆鯖。
この〆鯖ですが、厚目に切ってあるのですが、皮に何枚か包丁が入っていて、厚みがあってもしっかり噛み切れ、〆具合も絶妙でとても美味しかった!

そしてホッキ貝のリゾットにウニが乗ったものが!!!

ホッキ貝とウニのリゾット

これ最高でした。
アジのところにも書きますが、随時洋風のアレンジが入ります。修行先の影響なのかな?
そろそろお鮨に。
この日は10カン+巻物のお決まりコースを頂きました。

イカ

小ぶりのネタとシャリの江戸前スタイル。僕は好きです。
シャリは赤酢です。
赤酢ならではの特徴というものがあまりなかったような気はしますね。

アジ

アジはネタも美味しかったのですが、上にネギとオリーブオイルを和えたものが乗っていて、なんだかイタリアンな香り。これは新しい。

ホッキ貝

本日3回目のホッキ貝。美味しいのですが、ちょっと多いw

金目鯛

築地すし大の目玉である金目鯛が大好きな筆者夫婦。
これは、、、美味しかったです!
すし大の金目鯛は昆布で〆ているのですが、これは皮を炙って頂きました。

まぐろ

マグロは中トロと赤身の間くらい。
マグロは店の値段と比例するケースが多いように思いますので、値段相応。美味しかったと思います。

コハダ

サバ、コハダと〆ものはとっても美味しい。味もギュッと凝縮され、酢も効きすぎずに絶妙です。

ヅケ

マグロのヅケ。赤酢とそんなに相性いいかな、、、という感じ。

いくら

いくらは好みだと思うのですが、筆者は、
・粒が小さめ
・味が濃く、ネットリ系
が好きなのですが、ちょっと大きくて、弾力が強すぎた気がします。
※あくまで好みです

カキ

このカキは最高でした。めちゃくちゃ美味しい。
一度80℃くらいで火を入れてあるらしく、蒸してあるような感じ。
それによって生臭さは消えて、カキの旨味が圧縮されてますし、何よりもシャリとの相性が素晴らしい!これはまた食べたい。

アナゴ

そして、蒸しアナゴ。
蒸し方、ツメは美味しいですが、最後の方だったので、柚子の皮あたりがあるとさっぱりいただけたかも、、、

かんぴょう巻き
お吸い物

そして一旦コースは終了。お吸い物はお味噌汁の方がよかったなぁ、、、という好み。

せっかく来たわけですから、もうちょっと食べてみようということでオススメのものを二つ。

海老

来た!筆者が一番好きな寿司ネタ、海老。
その場でボイルしてすぐに出していただき、うまーい!!!
このサイズなら2つに切ってもらってもよかったかな。

煮ハマグリ

最後は大きな煮ハマグリをいただいて終了!

ちなみにお酒は2人で瓶ビール1本、ウーロンハイ3杯、焼酎のロック1杯。
これでお会計は〆て2人で2万円。CPはそこそこ、場所を考えるとやや高めでしょうか。
それでも十分満足しました。また行きます。

おしまい。

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アラフォーと東京 その2

東京のワークスタイルってなんだ?


前回からの続き。

これは筆者がそういう業界にいるからかもわかりませんが、「東京らしいワークスタイル」ってすごくバイアスのかかったイメージだと思っています。

地方に比べ、東京が「独自」に備える会社の特徴として、大きく2パターンが存在すると思います。

①世界中、日本中に支社、営業所、工場を持つ大企業の本社
②東京だけで完結するメディア、IT、クリエイティブ系

で、大企業の方って、情報があまり流通していない。
なぜかというと、発信するメディア側からすると数字が取れないし、ニーズがないからだと思います。
B2Cのメーカー、特に飲料や家電、消費財なんかは比較的見ることがありますが、○○商事とか、××銀行の情報って、業界関係者しか必要がないんだろうと思いますが、その辺は憶測です。

また、①の企業の仕事って、案件のサイズがデカすぎるんですね。だからPJTの発案からローンチ、成果までに何年もかかったりします。意思決定者もすごくたくさんいる。だから相対的に②よりも遅く「感じて」しまうし、俗人感があまりないんですね。

一方で②の方はそれを主とするビジネスですから、情報の流通量がとにかく多いし、スピードも速い。SNSでビジネスが成立したり、20代で上場する社長が出てきたり夢のような話もたくさんあります。クリエイティブの世界も同様です。

僕はあまり投資の世界に詳しくはないのですが、なんらかの原資をリスクを加味しながら投資して原資と利潤を回収するという原則で成立している以上、ビジネスも投資の世界と同じ話だと思うのですが、②はデイトレーダーのそれに近く、故にエポックメイキングなのでニュースになりやすく、それが投資のイメージになってしまっている、というのに近いかなと思っています。

そして、情報の取得手段が新聞やテレビからネットに移るに連れて、そのメディアで流通量が多い②のような業種の情報が累乗になってエンドユーザーに届くようになり、イメージされる東京のワークスタイルが②の方にバイアスがかかって寄ってきている、というのが今の現状ではないでしょうか?

東京ワークスタイルの実態


イメージされる東京のワークスタイルがメディア、IT、クリエイティブ系であるとするならば、その現場の実態はどういったものでしょうか。

新しい会社がどんどん出てくる、新しいサービスが日々生まれる、ということは素晴らしいことです。しかし、それは同時に既存サービスが陳腐化し、リプレイスされやすいということとも言えます。

ことビジネスパーソンの今後のキャリアということを考えると、世界的なこの潮流は変えられないわけですから、この速さに慣れないといけないというのは全くの同感であり、べき論と感情論は異なりますが、年齢を重ねることによる肉体的な衰え、良い意味でも悪い意味でも経験がもたらすためらい、家族ができることによる自分以外への興味により、急激にこの流れがキツくなってきたりします。

たまにFacebookなんかで同級生とかが地元で大きくなった子供2人と一戸建てで幸せそうにしているのを見て「むむむ、、、」と思ったことがある人は多いのではないでしょうか?
20代の頃は「俺はこいつらと違って華やかな世界に出てきたんだ!」なんて思ってたくせにね笑

このタイミングがアラフォーであり、東京に疲れ始めるタイミングなのではないかと個人的には思っています。

流れが速く、参入障壁が低い②の仕事において、企業では常に、孫正義氏や堀江貴文氏などに触発されたタチの悪い自称チェンジ・リーダーたちによって「スピード!スピード!スピード!」「スケール!スケール!スケール!」「改善!改善!改善!」と声高に叫ばれます。

そして労働基準法をぎりぎりグレーでクリアしながら(たまにアウト)、部屋に帰って寝るだけの生活を続け、空いた時間で大量のお酒を消費し、刹那な恋愛を続けるという。自分の生活はなかなか改善されないんですね笑。

チャレンジすることが「美」であるということは否定しませんが、チャレンジしないことが「悪」であるというのはちょっと違うと思うのですが、そういう風潮があるようにも思えます。

いずれにしても、東京というカリフォルニアにゴールドラッシュを夢見た馴れ果ては一部の強烈な勝者と多くの敗者や諦念者を生み出します。

筆者は運が良く、強烈な勝者にはなれずとも、非常に良い環境で仕事をすることができるようになっています。
また、東京は本当に刺激的だし、業界はエンタメ、IT、メディアですから個人的にも大好きですが、この流れの速さは確かにちょっとキツいなとは思います。

20代で上京したころは、
・いい家に住みたい
・いい物を食べたい
・いい女を抱きたい
とまあ、ここまで極端だったかどうかは置いておいて、こうして日々仕事に取り組んでいくわけですが、こういう動機だとアラフォーになるとすべてどうでも良くなるので、その辺の感覚の乖離ですかね。

与○翼さんとかはちょっと特殊かなと思いますが、身の回りの強烈な勝者の人たちは本気で世界や市場を変えようとしていますので、そういった人がこの流れの速い東京でもずっとやっていけるんだろうなと思います。

ずいぶん極端に書きましたが、年を重ねると自分の向き・不向きもわかるようになっていくので、背伸びをしなくてもいいかなと思う人も増えてくるのではないでしょうか?

筆者は藤原ヒロシさんが大好きなのですが、DJを辞められ、ギター1本でひょいと身軽に色々な場所に参加されるようになったのを見て、なるほどなと思います。
まぁ彼はスーパーセレブであり、超勝者ですけども。

おしまい。

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アラフォーと東京

東京に疲れ始めた人たち


東京という場所は本当に凄いところで、田舎から出てきた筆者はそれはもうその凄さをよく分かっているつもりなのですが、最近、周りで東京のスピードに疲れ始めた人、戦いに敗れた人、別の大切なものを見つけた人が増えてきています。

筆者もそのうちの一人です。
東京に出てきて約10年が経ちました。僕は今でこそ大人であれば誰でも知っている会社に勤務していますが、元々は大学を4留し、たまたま拾ってもらった会社で異動を経験させてもらい、その後2回の転職を経て今の会社にいます。

プロパーの商社やメーカーの人はどうなのかわかりませんが、筆者のような根無し草が東京でそれなりの生活をしながら生き残っていくには、それなりにハードに働かないといけません。

東京って生活コストは異常に高い割に、給料って大阪や京都のような地方都市勤務とそんなに変わらないので、平均的な給料だとかなり苦しいのが実態です。
年収500万で家族を養おうとすると、勤務地から遠く離れた場所に住み、毎日ラッシュにまみれ、時には残業や休日出勤をしながら生活を守っていかなければいけません。

東京経済圏


GDPは東京都市圏と言われる東京・埼玉・千葉・神奈川を合わせてなんと200兆円。世界1位です。
一方で人口1人あたりGDPは世界119位。
つまり、GDPに対する人口が多すぎるといえます。※生産性が低いともいう。

ということは、当然所得はそれほど大きくならないわけですから、
東京はサラリーマン的弱者には非常に厳しい街です。

※ここでは超高収入帯のパレートの影響による平均値と中央値の議論は一旦しません。

東京が求めるスピード


東京は日本一敏感な都市です。日本の流行の最先端です。
世界的に見ても、金融・ファッション・食・ビジネスにおいてはトップクラスなのではないでしょうか。

故に、昨日の常識は今日には非常識になり、オシャレだといわれていたファッションはすぐに陳腐化し、美味しいと持てはやされた飲食店は食べログのおかげで大量に押しかける一見さんしか予約ができなくなった結果、廃業に追い込まれたりします。

筆者も思い返してみれば、東京に来て「常連化」した店はほとんどありません。
幸い、顔と名前を覚えてくれたお店はいくつかありましたが、それでも年に5回くらいしか行きませんでした。週5日は外食していてもです。

車の運転に例えてみます。
すごいスピードを出すと疲れますよね。あれって怖いだけじゃなくて、情報が多すぎるから疲れてしまうんです。ちなみに車高が高い車と低い車だと高い車の方が情報量が多いので、長時間運転すると疲れます。

つまり、スピードが速いということは、情報が多いし、疲れもする。ということです。

東京の生活コスト


まず、家賃がべらぼうに高いです。
港区は別格で、渋谷区、目黒区、新宿区、中央区はどれも一般サラリーマン家庭が住む場所じゃありません。
主要ターミナル(新宿、渋谷、東京)から電車で10分以内だとしても、2LDK60平米の築5年以内だと15万円/月ではちょっと厳しいのではないでしょうか。

転勤で東京に来られる方は家賃補助等が出ると思いますが、実態の価格差ほどは出ない印象です。
筆者の経験を書いてみますと、一人暮らしの場合、関西で4万、東京で5.5万でした。
もちろん、ないよりは良いのですが、関西、特に神戸あたりだと6万くらい出せば三ノ宮から電車で10分以内でそれなりに広くて綺麗なワンルームが借りられます。
東京ですと、これが10万になります。

神戸の場合:家賃6万ー補助4万=2万(実費)
東京の場合:家賃10万ー補助5.5万=4.5万(実費)

こういうことになります。それくらい東京の家賃は異常です。
※世界的(特にロンドンやLA)に比べるとそうでもないらしいですが。

次に、食費が高いです。
幸い、野菜なんかは地方都市とそれほど変わりませんし、ファーストフードやコンビニも同じ価格なのですが、とにかく外食代が高い。
筆者はほどほどゆるゆるサラリーマンなので、バカ高い店はそんなに頻繁には行けませんが、あらかじめ予定していた飲みだと最低1万円@人、ちょっと行こうかで最低0.7万円くらいが普通。2軒目、3軒目に行ってちょっと格好をつけて払って、その後タクシーで帰ったら財布の中の5万が数千円に、、、なんてことはざらにあります。
これ、神戸の時だと半分くらいでした。

しかも誘惑も多いし、東京まで来て家にこもっててどうするんだ的なヴァイブがお上りさんの中には蔓延しており、お金は溜まりません。特に男性。
そして地方よりずっと綺麗な女性達(水商売の方じゃなくて普通のOLさん)に搾取されて20代を過ごしたりするわけです。

話題はそれましたが、この辺の生活コストの差は年収100万くらいの差では全く埋まらないんですね。

つづく。